はじめに
「最近、なんだか心が疲れている…」「頑張っているのに、どうしてこんなにしんどいの?」と感じることはありませんか?実は、私自身もそうした経験があり、かなり深いところまで落ち込んだ時期がありました。そこで今回は、私が「病んだ経験」から学んだことと、実際に試して効果を感じた対処法をお伝えしようと思います。少しでも心が軽くなるヒントになれば嬉しいです。
病んだ経験から私が学んだこと

1. 工場での過酷な労働
高校を卒業して最初に就職した工場で、9時間の残業、パワハラ、相談できる同僚もいない環境に追い詰められました。しかも、隣の部署では勤務中に亡くなる人がいたり、同期も次々と病み、自殺未遂や救急車で運ばれる人までいました。
SNSを見ると、大学に進学した友達が楽しそうに過ごしていて、「なんで自分だけこんなに辛いんだろう」と考えてしまい、孤独感と無力感で、もうすべてを終わらせたいと思うくらい追い詰められていました。
2. 大好きな会社のインターンからの突然の解雇
「ここで絶対働きたい!」と思って参加したインターン先でしたが、コロナの影響で真っ先に解雇されてしまいました。上司からは「退職することはみんなに言わないで」と言われ、同僚にも相談できない状態。失業保険の申請は手続きミスで受け取れず、経済的にも精神的にも限界に。
それでも就活を必死に続けましたが、不採用が続き、「自分が何をしたいのかわからない」と感じるように。少しずつ心がすり減っていきました。
3. 自己肯定感を失う
前職で身につけたスキルを活かして作品を見せたら、「これならフリーランスでも十分やっていけるよ!」と褒めてもらえました。でも、そのときの私は自信が全くなく、その言葉が響きませんでした。「本当に自分にそんな価値があるのかな」と、自分を信じる力を失っていました。
立ち直るためにやるべきこと

ここからは、私が実際に「これは効果あるかも!」と感じた方法を7つ紹介します。同じように苦しんでいる人へのヒントになれば嬉しいです。
1. 周りと比べない
SNSはキラキラした部分ばかり見えます。でも人は誰でも悩みを抱えています。「自分は自分」と割り切ると、他人のペースや価値観に振り回されなくなります。
2. 信頼できる友人に相談する
悩みは言葉に出すだけでかなり軽くなります。幸い私には話を聞いてくれる友人がいたので、彼にとても救われました。
3. 自己分析をする(ジャーナリングのすすめ)
ノートとペンを用意して、とにかく今の気持ちを書く。何に悩んでいるのか、何が本当にやりたいのか、頭の中が整理されます。1年後とかに見返すと、「あんなことで悩んでたんだ」と気づき、「今はもう大丈夫だな」と思えることも結構あります。
4. 運動をする
ランニングや30分程度の散歩など、軽めでもいいので体を動かすと、自然と悩みが減っていきます。脳がスッキリして、ネガティブ思考に陥りにくくなります。
5. 自然に触れる
公園や森に足を運ぶだけでも気分が変わります。脳がリラックスモードに入るんです。自然の力は侮れません。
6. 自分の好きだったことを考える
子どもの頃に夢中になっていたことや、過去に熱中した趣味があれば思い出してみてください。大人になると忙しさで忘れがちですが、改めてやってみると心が元気を取り戻すきっかけになります。
7. サウナに行く
サウナは体だけでなく、心の疲れもまとめて癒やしてくれるんです。「サウナに入っても悩みが消えないなら、それは本当の悩み」という言葉があるほど、高温の中では生存本能が優先されるので、余計なことを考える余裕がなくなリマス。そのあとの水風呂と外気浴がまた最高で、一気にリラックスできるはず。すると頭がクリアになるので、そのタイミングでしっかり自分と向き合ってみましょう。
おわりに
どんなに頑張っている人でも、心が折れそうになるときはあります。でも、病んだ状態は永遠に続くわけではありません。ほんの些細なきっかけで、不思議なくらい回復に向かうことだってあります。
何より大切なのは、「自分の心の声に耳を傾ける」こと。もし今辛いなら、ここに書いたことの中からどれか一つでも試してみてください。一歩を踏み出すのは勇気がいりますが、その小さな一歩があなたの未来を変えるきっかけになるはずです。